PEAQ(Perceptual Evaluation of Audio Quality)についてご紹介します。
PEAQ
PEAQはリファレンス音と対象音の差を知覚できるか?を計算で客観的に評価する手法です。リミッターの性能や、mp3エンコーダーの性能を評価するのに使えると思います。
PEAQのライセンス
Wikipdiaによると、PEAQは特許で守られているみたいです。なので、自由には使えません。以下のサイトによると、OPTICOM経由でライセンス契約できるかもしれません。
PEAQの実装
以下の記事で複数のPEAQの精度や計算時間が比較されています。精度的にはGstPEAQが良いみたいです。
GstPEAQ – An Open Source Implementation of the PEAQ Algorithm
GstPEAQ
GStreamerのプラグインとして作られたPEAQ実装です。C言語で実装されていて、ライセンスはLGPL 2です。
PEAQのテストデータ
以下のリンクからダウンロードできるzipファイルにテストデータが含まれています。zipファイル中のライセンス表記によると、PEAQ実装の評価以外に使用してはいけないみたいです。
まとめ
PEAQについてご紹介しました。音圧爆上げくんに導入しようと思ったのですが、自由に使えないので断念しました。