「はるあん」は、ラウドネスノーマライゼーション完全準拠したYouTuberかもしれません。
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ラウドネスノーマライゼーション完全準拠YouTuberとは?
YouTubeのラウドネスノーマライゼーション仕様を理解し、うまく利用しているYouTuberのことです。
ラウドネスノーマライゼーションとは?
YouTubeが自動的に動画間の音量を揃える機能です。
YouTube動画の右クリックメニューから“詳細統計情報”を見たことはありますか?
この中の“Content loudness”に注目してください。この値は、YouTubeがラウドネスノーマライゼーションを行うときに基準にする値です。
“Content loudness”がプラスだとYouTubeによって音量が下げられます。マイナスだと音量はそのままです。
音に関する2つの事実
ラウドネスノーマライゼーションをうまく利用するには、以下の2つの事実が重要です。
A. 音圧と音質はトレードオフの関係にある
B. 音量が大きいほど良い音に聴こえる
ラウドネスノーマライゼーションをうまく利用する方法
YouTubeでは、ラウドネスノーマライゼーションがはたらくので、音圧をあげても音量が上がらなくなるポイントがあります。前述の”Content loudness”が0になるポイントです。
音圧と音質はトレードオフの関係にあるので、YouTubeで”Content loudness”が0以上になるように音圧を上げると、音量が上がらないので、音量が大きいほど良い音に聴こえる効果を得られずに、音質だけ下がります。
なので、YouTubeに動画を上げるときの最適解は、“Content loudness”を0付近、または0以下にすることです。
はるあん動画の”Content loudness”
最近のはるあんの動画の”Content loudness”を見てみてください。どの動画も0dB付近にあると思います。
2018/12/02の動画 (“Content loudness” 0.0dB)
2018/09/23の動画 (“Content loudness” 0.0dB)
つまり、はるあんの動画は、YouTubeにおいて音圧と音質を最大限両立しているということです。意図せずこうなることは珍しいので、意図して行っているかもしれません。
しかし、少し前の動画では、“Content loudness”が0dBから乖離しています。
2018/05/25の動画 (“Content loudness” -1.7dB)
2017/11/12の動画 (“Content loudness” -8.5dB)
最近、ラウドネスノーマライゼーションに対応したのかもしれません。
まとめ
YouTuber「はるあん」がラウドネスノーマライゼーションに完全準拠しているかもしれない、という記事でした。
YouTuber用途やニュース用途であれば、YouTubeのラウドネスノーマライゼーション基準は十分低いので、今後、SEOのように対応するのが当たり前になるかもしれません。